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照力は「ここまで揉めている会社だとは知らなかった」という。それで3,000万円をポン!と払って全株式を買い取るって事は、相当なお金持ちってこと? |
『(株)原町共栄クリーン』の偽造株券問題について、当紙は過去5回に渡って報じて来た。
(詳細は第51号1面〜3面、52号2面〜3面、53号2面、60号4面、63号4面をご覧下さい)
共栄クリーンを巡っては、暴力団、地面師、詐欺師等、闇の紳士が入り乱れ、利権が複雑に絡み合っているが、問題はそれだけではない。
真正な株の持ち主から訴えられ、共栄クリーンは一審で敗訴している。つまり「NECの子会社=(株)シンシアが所有する共栄クリーン株はニセモノ」と、裁判所が認めたのだ。
また、産廃処分場建設に対する地元住民の反対も根強く、こちらも「土地の所有権は住民側にある」とする工事差し止めの仮処分命令が裁判所から下されており、未だに工事はストップしたままだ。
そんな折りも折り、シンシアが所有する共栄クリーンの全株式が、昨年暮れに他者へ譲渡されていた。こともあろうに、当紙の地元=埼玉県戸田市の不動産業者『照力』と譲渡契約を結んでいたのである。聞くところによると、約3,000万円の売買だったとのこと。
そもそもシンシアは、この株式を女詐欺師=中平明美から1億円で買い取ったのだが、実は水面下で十数億円が中平に流れているであろう事は、既に報じたとおりである。
シンシア中西社長は、十数億円も注ぎ込んで苦労の末に手にした共栄クリーン株を、なぜ3,000万円という破格値で譲渡したのか…?
当紙の指摘=「偽造株券」であることを自ら認めた、という事なのか…?
そのあたりの「ワケ」も含めて10月号に掲載予定。必見!
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