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困ったら同和 | ||
米国大リーグに所属するあの?イチロー選手?が、脱税を犯していた。 しかし、我が国の納税に対する意識の低さには呆れるばかりだ。修正申告といった制度があるが故、少々の脱税では犯罪として認知される事すらないのだ。 逆に我が国では「バレても払えば済む。今回は運が悪かった」と、脱税する者の大多数は罪の意識すらないのが現状である。 それだけに、前号で報じた元栃木県議の安田稔は、悪質脱税犯として実刑を食らい刑務所落ちした貴重な人物といえる。 現在の安田稔は、オリエンタル技術開発(栃木市吹上町1309-1)の会長として、見事?社会復帰を果している。 罪を償った者が、社会から謂れ無き迫害を受けたとなれば問題である。 なかには、禊を済ませたなどと言って、自ら退いておきながら再出馬する恥知らずな政治家がいたり、服役そのものが仕事だったりする稼業人の様に、出所後も歓迎される、一部これ等に当てはまらない事例もある。 只、安田稔が実刑を受ける程の悪質な脱税をした以上は、公金が絡む業務に携わる資格は制限されるべきであることだけは確かである。 |
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更に困ったら警察 | ||
さて、前号の新聞発行後に当紙に一本の電話が入ったのだが、その内容は「安田会長のムショ仲間だが、話をしたい」との事で、同時に“2億円約束手形の無効”を証明する為の、亡き吉羽宏四郎が差し出したとする“覚書”をFAXしてきた。 『全国同和対策促進会』=栃木県連合会に所属する傍ら暴力団とも関わっているという電話の男が言うには、自らも同席した上で安田稔から直接話を聞いてくれ、との事だったので、貴重な資料を戴いたお礼も兼ねて、当紙取材班は栃木市に足を運んだのである。 事実無根の中傷(事実に基づいた糾弾です)を受けたと主張するならば、普通なら弁護士を代理人に立てるのが一般的である。 さて、取材場所には約束通りに、安田稔と前記同和団体の県連合会々長、それに電話をかけてきた暴力団関係者とその舎弟?らしき男がやってきた。 だが、直接取材の当日には、自らが吐いた言葉も忘れてしまったのか、全く別の説明になった。 安田にすれば、吉羽に資金を預け指示を出していたとはいえ、勝手に流用された金まで自らが被るわけにはいかないと、黙秘は当然であると考えていたが、安田の担当検事のある申し入れによって情勢が一変したとの事だ。 即ち『安田が供出した資金から吉羽が経理操作で2億円の裏金を作り、それを個人債務の返済に回した』と結論付けすれば、安田を起点とする金の流れが全て解明できるので、情状酌量の余地があるという事だ。 そこで安田は、法廷で2億円の遣り取りを黙秘否定していた吉羽と向井に対して、供述及び証言を覆すようにと嘆願(命令じゃないの?)したと言うのだ。 しかし、検事が被告(安田)相手に取り引きを持ち掛けたという話も胡散臭いが、話を二転三転させながら堂々とそれを語る安田本人の出鱈目さには呆れてしまう。 さて次回は“覚書”全文を掲載し、事実の解明に迫りたい。 |
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