接着テープの製造を生業とする、株式会社ユニークテープ(さいたま市見沼区東大宮6-15-4)の悪行を一挙公開。工場の無許可操業に無認可の廃棄物焼却炉の使用、極め付きは一時転用農地の不正使用と、悪事の限りを尽しているのが同社代表の鎌田伸也(63)である。

【写真@】 完成した立派な新工場(埼玉県鶴ヶ島市・日高市の両市に跨がる)だが、施工した建設業者曰く「安い(受注額)上に理不尽な注文が多い散々な現場だった」と嘆きの声。また、先月からは新たに事務所棟の新築工事も始めるなど業績は好調のようであるが、ユニークテープ代表の鎌田伸也に対する世間の評価は「金持ちのくせに希に見るケチ野郎」と、悪評フンプン。

【写真A】 現在も製造ラインがフル稼動している旧工場。危険物取扱の設置使用許可が必要な『テープ粘着用塗工機』は、20年以上も無許可のヤミ使用であり、現在もその状況に変わりない。加えて、工場そのものも違法建築物の疑いがある上に、過去に小規模ながら爆発事故(騒ぎになる前に隠蔽)を起したこともある。

【写真B】 工場裏手に並ぶ4基の廃棄物焼却炉。その内、1基のみ使用許可を得ているが、何故か他の2基も常時稼働中(残り1基は故障中?)。ダイオキシン類の主要発生源とされている廃棄物焼却炉の使用は、自治体条令によって厳格に規制されているのだが、ユニークテープにとってゴミの処分方法は「燃やす」か「埋める」のどっちからしい。

【写真C】 写真の土地周辺(工場敷地の裏手)は、ユニークテープの関係者ぐらいしか足を踏み入れない辺鄙(へんぴ)な場所だ。それをいいことに、同社拡張工事に伴って発生した伐採伐根材や、件の土地に遺棄されていた自動車さえも土中に埋め込んでしまった。この埋め込みが為された第三者所有の土地は、登記簿の現況は畑(休耕状態)であるが、ユニークテープが一時転用の許可を鶴ヶ島農業委員会に申請し、1年間の期限付で資材置場として使用している。来年早々には元の畑に現状回復することが、許可を受けた際の絶対条件であるが、今となっては畑に戻すことは叶わない。

【写真D】 問題の畑に隣接する資材置場だが、どうみても大半がゴミのようであり、野晒し(放置)しているようにしか見えない。ある日突然、これが綺麗さっぱり消え去ることがあったら、その辺に埋めたと疑ったほうが賢明だろう。

 
 
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