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内容を要約すると以下の通りだ。 北総技研志村は、産業廃棄物処理施設の設置を計画し、千葉県銚子市のある土地を買収予定地として計画を進めていたが、資金不足のため頓挫。数年間に渡って手付かずとなっていた。 そこで志村は、まだ出来上がっていない処分場を将来高栄と共に運営して行くという前提で、土地を含むその他の権利を高栄に譲渡し、高栄が工事代金等を支払う旨の約束を交わした。 これは一般的な金額からすると破格値と言えるが、北総技研にしてみればまだ仕上がっていない物を(処分場運営を前提に)買ってもらい、先にお金を頂くのだから、これぐらい割り引かないと話がまとまらないと考えたのだろう。 この契約に基づき、高栄は北総技研に対する支払いを行ったが、それら様々な名目の代金が、本来の目的には用いられていなかったことが後に判明した。 例えば、高栄は施設用地内土地代金として7,000万円を北総技研に預け『現地法人を新たに設立し土地の名義をその現地法人にする』旨の約束を交わしたが、実際には北総技研の志村が代表を務める(株)テクノスの名義へと勝手に変更されていた。 また、営業許可が下りた時点で施設を譲渡する約束だったが、この約束も北総技研は守らず譲渡しないばかりか、高栄が契約した排出業者以外にはゴミを搬入させない約束だったが、北総技研は自社で勝手に契約した業者にゴミを投棄させている。 |
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